そして誰もいなくなった。

書評、エロゲ―の批評等しています。感想、考察は基本ネタばれになります。閲覧にご注意ください。

<<書評>> -ビジネス本- 「本は10冊同時に読め!」

 

 わたしが読んだのは、文庫本ではなく単行本でしたので、上記サンプル画像とは異なります。

 

個人的には、単行本の装丁の方が好きです。棚差ししているときの背表紙もインパクトがあって映えます。そういえば、以前読んだ、「借りたら返すな!」も背面は白、文字は赤でデザインされていましたが、この本も同じような構図ですね。はやりなのかな。

 

「本は10冊同時に読め!」ということで、なぜこんなことを主張するのかというと、それが結果的に、「速く・深く・多く」読める方法だから、というのが結論になります。一冊ぶっ続けで読んで読んでいると、途中で飽きがきてしまうことが多く、一冊読み切るのに時間がかかってしまったという経験が往々にしてあるかとと思いますが、飽きたら別の本、飽きたら別の本、というように本をサイクルしていくと、頭が切り替わるので集中力が持続し、結果的に「速く・深く・多く」読むことができるようになるとのことです。

 

他にも、「他の人が読まないようなぶっ飛んだ本を読め!」と主張されています。みんなと同じような本を読んでも、みんなと同じようなアイデアしか生まれない。その他大勢の人間と自分を差別化するためには、発想の豊かさ、つまるところ、脳の柔軟性が必要です。そのためには、「他の人が読まないような本」を「大量に読む」ことが必要だとのことです。

 

3回ぐらい読みなおしていますが、かなりこの本にインスパイア(笑)されました。これからはいろんな本をバランスよく読んでいきたいと思います。